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ブラックペレットの技術開発

トレファクション(半炭化)とは焼成炭化過程で中断、水分をできるだけ除去し炭素成分が多い物質に加工する技術のことです。エネルギー密度(容積当たりのエネルギー量)が通常の生木質ペレットより高いため輸送性が良く、さらにペレット化することで疎水性と耐久性にも優れ、貯蔵の効率も向上させることができます。

過熱蒸気を利用したシステムは弊社独自の製法であり、従来型の半炭化技術と比べ、低コストで製品化できることが強みです。2017年には【植物性バイオマス半炭化の製造設備】として特許を取得しました。

既にテストプラントによる実証実験は実行済みで、今後は自社グループで所有するペレット工場や、バイオマス発電所との併設を考えいます。

特許証
バイオマス・フューエル株式会社
特許第6124494号

ブラックペレットの特徴

  • 1発熱量の増加
  • 2貯蔵性の改善:疎水性、耐水性
  • 3粉砕性指数値の向上:石炭混焼率の改善
  • 4輸送コストの低減化

成分分析表

下記の表は横スクロールでご覧いただけます。

  低位発熱量 /kcal 粉砕性 /HGI 耐水性(30時間水浸透漬) 嵩密度 ㎏/ℓ
トレファイドペレット 4,800 24% 〇耐水性あり 0.73
トレファイドチップ 4,500 〇耐水性あり 0.28